学校に行ってそいつと会う。
「五百住 徹」
読めない…。
名札を見ても読めない名前なんざ初めてだ…。

「なんて読む?」
「いおずみ とおる」
そいつがぶっきらぼうに話す。

ふーん。
そうなのか。

……………………………

毎日顔も付き合わせれば、嫌でも仲良くなるさ、少しは。
飯も食いに行ったし、授業も一緒に受けた。

じゃ、また十月な!
お互い言い合う。

ま、いい奴だな。
でも、心を許せるかなんて…聞かないでよ。
そう、まだサイは投げられていなかったんだ。

なんとなくすごす3ヶ月。
マコトの家にて。

「もうすぐスクーリングやな。」
ああ
「なんって言ったっけな あいつ」

忘れた、名前…。
ややこしかったんだよ、たしか。
えーっと、やおやじゃない…。
まあいいや、名札見たら分かるさ。