ホッホーは泣き出してる。
それを見た皆もつられる。
皆の目が真っ赤だ。

・・・しかしうきょーは泣き過ぎ。
琴乃も。

いつしか俺のつぶやきは声になっていた。

「もう一回乾杯して・・・いいかな」

やりましょーやりましょー!
こなみるくが言う。
皆も賛同する。

「アイツの、美久のためにやってやりたいんだ」
皆の大きな歓声。

「じゃあ、俺の・・・いや偉大なる美久に・・・」
かんぱーーーい!

皆の涙は止まらない。
でも俺は見せない。
最後の意地だ。

ひょっとしたら美久が来てるかも知れないしな。
気配を探ってみる。

・・・さすがに東京までは来てないか、美久。
方向音痴だからな、極度の・・・。

でも・・・

美久、お前の心は・・・

魂は・・・

皆の中に生きているからな。

なあ、美久、俺達は本当に

幸せだよなあ。


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