「特進制度第4条、学校、教師、生徒に多大なる貢献をした者に、この条項を当てはめるものとする」

・・・

「いらんのか?」

「そ、それしたら進級出来そう?」

「ま、毎日続けば可能性は大きく広がるだろうなあ」

「・・・そのお役目、わたくしめにお任せいただきとうございます」

「いや、嫌だったら雄一郎にでも任せるから」

「いえいえお代官、わたくしが、天斗めがさせて頂きます」

・・・・・・罠にはめられた感は否めないが、悪い取引ではない。
俺はこの取引を受ける事にした。

「渡して帰ってくるだけでいいのか?」

「お前、女嫌いだろ、そりゃ多少は話して欲しいが別に気にすんな」

「そいつは助かる」


持って行くプリントを受け取り、競馬同好会に顔を出す。

明日は観登と遊びに行くからな、買いにいけない。

篤が島流しを終えたので買いに行ってもらう。

まあ、買いに行けない理由が女だと知ったら殺される勢いだからな。
その辺は黙っておく。

皆でわいわい予想しながら、そして今日のレースをTVで見ながら楽しんだ。

結局今日は皆負け。

くそう、タケめ。

皆とくだをまきながら駐輪場まで歩いてそこで別れて帰路に着く。
ただいつもと違うのは、駆け抜ける交差点をフルブレーキで止まって病院に行く事だ。