放課後。

俺は信じられない感覚に陥った。

久々に答案用紙全部埋めた。
それも?が付く解答ではなく、!的解答だった。

久々にテスト返しが楽しみだ。

「おい、どうだった」
雄一郎が聞いてくる。

「今回はなかなか」

「マジかよ!俺、壊滅的やぞ!!」

話を聞くに、雄一郎予想(自分に都合よく解析)では、
数学U10点、世界史30点、古典U15点、英語Uは35点だそうだ。
物理TAにいたっては5点が限界らしい。

「くそう、俺様としたことが、ヤマが全部外れちまった」
雄一郎はうな垂れている。

「まあ、メシ行こうや」

「そうやな」
同好会のメンバーが集まって、今日は神戸屋に行く事にした。

ここは値段は多少高いが、ウエイトレスの服がかなり可愛いと言う事で、雄一郎のお気に入りだ。

「今日は天斗と俺のおごり」
と雄一郎が宣言する。
昨日勝ったからな、仕方ない。

「おれ、食ったら島流しだ」

「頑張れ篤、骨は拾って野良犬にくれてやる」

「埋めてくれや!」
馬鹿談義しながら時が過ぎていく。


6時ごろ。

「じゃあ、俺 島行って来るわ」
泣きそうな声で篤が言ったのでそこで解散する事にした。

さて、病院行くか。

・・・あ、礼しなきゃいけないな。

もう一度神戸屋に戻り、ケーキを購入する。

「これとこれとこれと・・・」
・・・いくつくらい食うんだろう、女って。

雄一郎たちとケーキバイキング行った時は、俺が15個、雄一郎が18個食ったな。

・・・10個くらいで良いか?

病人だしそのくらいでいいよな。

とりあえず10個ほどチョイスして病院に再度向かう。