いよいよ試験の時間をむかえ、皆机とにらめっこだ。

今回もすらすら答案用紙に記入する俺。

かなりいい感じだ。


今日の試験が終了した。
終礼も終わり、皆帰りだす。

しかし雄一郎はペンを持ったまま、テストを受けている格好のまま突っ伏している。

ジョーみたく灰にでもなったんだろうか?

よほどひどい結果だったんだろう。

俺も声を掛けるも気付いてくれない。
ここはそっとしておいてやろう。

駐輪場に向かい、ハートに乗り込み、いつもと逆の校門から出る。

15分自転車でこぎ、一つの小さなケーキショップのドアの前に立つ。

「いらっしゃい」
この間雄一郎に聞いたおいしいケーキ屋だそうだ。

雄一郎は姉も妹もいるからな。
こういう事を聞くにはあいつが一番いい。

確か二つって言ってたな。
何がいいんだろう。
それを聞くのを忘れた。

・・・
白いのと黒いのでいいだろう。

(ショートケーキとチョコのケーキ)

「コレとコレ下さい」

「はい、ありがとうございました」

二つを箱に入れて貰い、代金を払って病院に向かう。