翌日
いよいよ文化祭本番だ。
今日は俺は公演が無いから、みんなの分の馬券を買ってから視聴覚室に行く事になっている。
ちなみに
今日、明日の勝敗の決め方だが、皆にあらかじめクラブの名前が書かれたチケット二日分を生徒会が配っている。
そのチケットを入場したクラブの投票箱に入れるわけだ。
全部回ったやつは全部に入れるから投票にならないんじゃないかと思うだろうが、
各クラス喫茶店やら出店を出してるから、なかなか全部のクラブを回るヤツはいない。
さらに他のクラブに行かせない様に、各クラブ時間を微妙に合わせて流出を防いでいる。
文科系だけあってなかなか緻密な事を考えているようだ。
ちなみに教師票は1枚で5枚分、保護者票は2枚分の価値になっている。
みんなの分の馬券を買い、学校に向かう。
『競馬同好会室 部員募集中 希望者は部員まで』
と書かれた紙を見ながらドアを開ける。
「おう、どうだ?」
「まあまあやな、まだ皆自分のクラスから動いてないわ」
「これから潤也の公演だな」
「あれ?主題は?」
「競走馬の進化について」
「か、固そうだな」
「俺にネタを振れってのが間違いだよ」
「そらそーだ」
篤も頷く。