そうこうしていると、
「師匠〜〜来たよ〜〜〜」
と言う声が聞こえた。
びたーーーーーん!!
廊下に響く床と肉の共鳴音。
「いたいよーーーー」
・・・こいつは登場はコケなければ出来ないんだろうかと思うような見事なコケっぷりを見せた声の主。
「おお、観登、着いたか」
「受付でさ〜、困っちゃったよ〜〜、師匠の苗字ど忘れして、もうちょっとで記帳出来ない所だったよ〜」
「天斗の名前書いたらよかったやん」
「がーーーん、忘れてたよ〜〜〜」
天然だ。
相変わらずの天然だ。
「あ、天斗ひさしぶり〜」
「わざわざ遠いのに来たのか?」
「うん、友達も5人連れてきた」
「で、その友達は?」
「いい男いるかなって探しに行ったよ、後でちゃんと来るってさ」
「女子高ってそんなんか?」
「結構そんなモンだよ」
「2時半からだったな、雄一郎の話」
潤也がそう話しかけてくる
「ああ、あと三十分後だな」
「いい感じだ、その子達が色々引っ掛けてきてくれれば倍以上にも増えるかもよ」
「そうかもー、結構可愛い子ばっかりだからね」
「女の可愛い子ってのが一番信用出来へんねん! ワシそれで数々のコンパでどれだけ泣かされたか、ううううう」
「ホントだって、師匠」
「まあええわ、そいつらが男連れてきてくれたら結構な票になるやろ」
「そうだな、今まででも他のクラブより集まってるみたいだし」
「怖いのは吹奏楽、映研、理科部くらいかな」
偵察に行ってきた篤が帰ってきた。