「へー、聞いてみたいな」
「でも出れないだろ、病院」
「実は出れないこともないんだ」
「ほんとなのか?」
「うん、一日くらいなら、明日日曜だし、検査とかないし」
「じゃあ来たらいいじゃないか、同好会は歓迎するぞ」
「え、でも話したこと無い人たちばっかりだし、知らないんじゃない?」
「知らないのは海南だけなんだってよ、あ、あと俺もだったか」
「?」
「海南は有名人なんだと」
「??」
「知らないのは俺だけだったそうだ」
「?よくわかんない?」
「まあ、来たら分かるだろ」
「でも話とか不得意で」
「じゃあ俺の横にいたらいい、その代わり昼は何処にも行けないけどな」
「いいの?迷惑じゃない?」
「・・・さあ、よくわかんねえ、でも折角来れるヤツほっとけるほどまだ人間腐ってない」
「でも彼女とか好きな子に疑われたりしない?」
「だから女嫌いだって言ってるだろーが」
「あ、そーか、じゃあいいの?」
「ああ」
「ありがとう!じゃ何着て行こうかな〜」
「学校だから制服だろーが」
「あ、そーか」
「ったく、じゃあ学校で待ってるぞ」
「・・・何処に行ったらいいのかな?」
「視聴覚室にいるから」
「・・・わかんない」
「何時に学校来るよ」
「一回家に帰って制服に着替えるから・・・10時には行けると思う」
「じゃあ10時に校門で待ってろ、迎えにくらいなら行ってやる」
「何から何までありがとう」
「気にすんな、じゃあな」
・・・・・・
ふう。
これで客が一人は増えたな。
ま、面倒くさいけど仕方ない。
今日はメシ食って明日の練習をしてさっさと寝る事にした。