「ここまできたら1位になりたかったな」
つい呟いた。

「ま、仕方ないさ、」
潤也はサバサバしたもんだ。

「よっしゃ!悔しいから残念会や!校長に賞金もらってくるわ!」

「よし、2万円でパーっとやろうぜ」
篤もテンションが上がってきた。

「そうだな、俺ららしく」

視聴覚室を片付け、海南も加え、ピザやら菓子やら牛丼やらを買い込んで部室で馬鹿騒ぎした。


6時半・・・
さっさと帰れという山本に追い出されるように帰宅する。

じゃあなー

またあさってー

俺は海南を病院まで送る。

「惜しかったねー」

「そうだな、でもあれだけ離されたらな」

「じゃあ来年だね」

「・・・そうだな、来年だな」

「今日は本当にありがとう」

「いや、何もしてないからな」

「ううん、クラブに入ったみたいで楽しかった」

「そうか、ならよかった」

そうこうしてるうちに病院に着く。

「じゃあまた明後日」

「うん、またよろしくお願いします」

「ああ」


・・・また来年頑張ればいいか。

まったく病人の癖に前向きなやつだ。

来年はどんなことしようかとかいろいろ考えながら帰宅する。

今年ほど楽しかった文化祭は無かったな。
などと考え、今年の文化祭も終了した。



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