だけど俺は用があって病院に向かった。

いつもの315号に向かう。

「よう」

「あ、いらっしゃい」

「この間のCD返しに来た」

「別にいつでもよかったのに」

「まあ、いつもの借りに来るついでだ」

「あ、出来てるよ」


と、いつものノートを差し出してきた。

「いつも悪いな」

「これ書いてるのも勉強になってるからいいんだよ」

「そういってもらうと助かる、これ実際助かってるから」

「そうかな〜?」

「何が?」

「もともと出来がいいからだと思うよ、このノート、ただの復習ノートだから」

「復習も何も俺、学校で勉強なんかしてないからな、このノートだけで数か月分勉強してるようなもんだからな」

「それなら尚更 器の問題だよ・・・」

「いや、そんなことは無い、むしろ感覚的にはカンニングしてる気分だ」

「なんかすごい例えだね」



そんな話をし、病室を出、家に戻った。

海南のノートで明日のテストの予習をする。

明日は物理、世界史の二科目だ。

物理から行こう、最悪このノート見て覚えれば世界史は明日の朝でも間に合う。

ちょっとでも寝たいしな。