「でも少し寂しいかも」
「…何が」
「何か最近日曜以外の毎日星野君来てくれてるから」
「?」
「何日も会わないことなんて無かったから、今ふと寂しくなっちゃったかも」
………
そうか
俺が来るようになったのも夏休み以降だしな。
テストの無い日曜以外は皆勤賞だな。
海南と二日以上会わなかったのも今まで無かったのか。
「たぶん気のせいだ、俺が来ても寂しさがまぎらぐことなんてありえない」
「そんなこと無いよ、日曜とか寂しかった時あったし」
「何時間もいる訳じゃないし」
「そうなんだけど、なんとなく嬉しいんだよ最近は」
「最近?」
「最初はちょっと怖いって言うかなんていうか、お友達になってくれてからは緊張に変わって、来てくれそうな時間からは構えてたって所があったって言うか」
「ふーん」
「でもね、最近はもうすぐだって思って嬉しくなったり、遅くなったら何かあったのかなとか心配したり…」
「ははは、俺が遅いのはきっと呼び出しだろうからな」
「だから…少し寂しいかもって」
「…そうか」
「でも、本当は冬休みに来てもらうことってありえないのにね」
「いや、俺は友達のところに遊びに来ているだけだからな、たぶんバイトが無かったら来てたかもな」
「やさしいんだね」
「馬鹿言うな」
「でも大丈夫、もともと一人は慣れてるし、頑張ってバイト行って来てね」
「…ああ」
「いつ帰ってくるの?」
「多分新学期ぎりぎりだと思う」
「あらら、星野君もクリスマスもお正月も無いんだね」
「そうなるな、一緒だな」
「そうだね、一緒だね」
「ははは、…そうだ海南、紙とペン無いか?」
「ちょっと待ってね」