第六章
遅れてきた修学旅行生
サブタイトル
期待通り(?)の出来レース
新学期も始まると俺たち二年生の関心事はもっぱら2月の修学旅行だ。
北海道 ニセコ、札幌、小樽に5泊6日にスキー旅行となる。
同好会員も全員二年なので、やはり修学旅行の話にばかりなる。
「おい天斗、スキーは出来るのか?」
篤が聞いてくる。
「ああ、一応子供の時からやってたからな」
とは言え、記憶喪失で小学5年以前はまったく覚えていないのだが。
「潤也はスキー無理やろ」
「俺は頭を使うもの意外はすべて苦手だ」
そうはいいながらも潤也も楽しみにしている。
きっとそれが修学旅行なんだろう。
2月3日から2月8日
学生最大の、いや人生の中でもかなり大きいであろうイベントが始まる。