ニコニコ顔でこっちに来る潤也。

「おまじない必要なかったんじゃないのか?」

「データだけでは落ち着かなかったのさ」

「そんなに私と一緒が良かったの?うれしー」

鈴木先生は潤也の昨日からの行動が嬉しかったらしい。

「天斗」

「なんだ?」

「海南ちゃんの名札、見つからないぞ」

「は?」

「本来ならそんなに使い込まれていない名札は二つあるはずだ、クジだけのために作られた鈴木先生の名札と、そんなに登校していない海南ちゃんの分」

「ほう」

「新しい名札、一つしかない気がした」

「昔ちょくちょく学校来てたからじゃないか?」

「そうかなあ?」

「第一海南でなくても俺はかまわんからな」

「何言ってんだ、嘘つけ馬鹿が」

「ま、クジ次第だよ星野君、意中の彼女ゲットしなよ」

「先生、そんなんじゃないって!」

「まあまあそう言う事にしといてあげる、じゃあ行こう、潤也」

「先生が好きそうなところピックアップしてます、行きましょう!」

「GOGO〜」

「・・・潤也って呼ばれてたな」

「あいつ昨日クラブのおかげで俺はみたいな事ゆーときながらちゃっかり下調べしとるんかい」

案外潤也もやるもんだ。

鈴木先生も乗ってたし。

まあ鈴木先生若いからな。