そうこうしているうちに9時になったので最後の晩餐は幕を閉じた。
「じゃあここで」
海南の部屋まで送る。
「うん、ありがとう」
「あら、星野君に海南さん」
片づけを終えた鈴木先生と山本だった。
「海南、今日は楽しかったか、星野に変な事されなかったか?」
「楽しかったですよ、星野君優しいから」
「そうよねー、星野君いい子だもんねー」
「ただ私のわがままで星野君、雪祭りが見れなくて」
「それは本当にいいってばさ」
「折角の北海道なのに」
「本当に気にすんなって」
山本と鈴木先生は二人で見つめ合っている。
「星野、ちょっと頼まれてくれ」
「何をだ?」
「明日ガムテープ要るんだけど買い忘れたんだ、あと嫁さんに頼まれててな、札幌駅で入場券買ってきてくれ」
「面倒だな」
「監視役に海南さん付いて行ってあげてね」
「・・・山本、そう言うの要らないから」
「さっさと行って来い、皆にバレたら皆許可しなきゃいけなくなる」
「先生、ありがとうございます」
海南は行く気満々のようだ。
「仕方ねぇな」
「11時には帰って来いよ」
「はいはいっと」