数日後


テストを再来週に控えた俺たちは今年のG-1初め、フェブラリーステークスを前日に控え、今日も同好会室に集まる

「今日の競馬蹴ってフェブラリー一本勝負だから当てたいよな」

「全くやで、ちなみにどう考えてもゴールドアリュール堅いわな」

「俺はアリュールとイーグルカフェの一点勝負だ」

潤也は早々と予想を出してきた。

「俺はエイシンプレストンから流そうかな」

篤は1600m巧者のプレストンからか。

「プレストン、ダート行けるか〜?天斗は?」

「堅いけどアリュールからビワシンセイキが本線、あとスマートボーイ」

「3月になったら走る馬だろ、スマートボーイは」

さすがデータ派の潤也だ。
きっちり調べてやがる。

「好きだからな、この馬」

「で、雄一郎は?」

「俺もアリュールとビワシンセイキやな、あと抑えはノボトゥルー」

「ペリエか、怖いな」

「明日は阪神に何時?」

「昼からにしよう」


明日の時間も決まったので皆で帰る。



俺はいつものように病院に行く。


「おっす」

「いらっしゃい」

「今日は渡すモン少ないぞ」

「でも再来週からテストだからね」

「ああ、俺の進級がここで決まるわけだ」

「今回は何点取ればいいの?」

「ほとんどが50取ればOKだ」

「よく頑張ったねー」

「何言ってんだ、すべて海南の力じゃないか」

「でもただノート渡しただけだから、覚えるだけでも大変だと思うよ」

試験前のいつもの会話が続く。