始業式。
美幸の飛び蹴りで目を覚ます。
「毎度毎度迷惑かけんじゃねぇ!」
「馬鹿野郎!迷惑かかってんのは俺だろーがよ!」
「あぁ?じゃあ自分で勝手に起きて行きやがれ!」
ぎりぎり間に合う。
今日遅れたら自分が何組になったかわからんからな。
「おい、三年は何処で発表だ?」
校門前の風紀委員に聞く。
「あ、3年生は体育館です! すみません!!」
「馬鹿、お前が聞いたら脅迫に聞こえるだろ」
美雪の言うとおり2年生の女子は震えている。
俺、そんなに怖いか?
体育館前で雄一郎、潤也、篤が待っている。
「遅いのー」
「どうした、雁首そろえて?」
「馬鹿、待ってやってたんだろ」
潤也が言う。
「折角だから一緒に見ようと思ってな」
篤が続ける。
「最後のクラス替えやしな、同行会員全員で見ようや」
「なるほどな、じゃあ行くか」
体育館に入る。
一組から順に見る。
「あ、篤3組じゃねーか」
「担任は・・・うわっ、谷田じゃねーか!」
「爺さんの組とはな、ご愁傷様」
「俺は5組だ」
「あたしもだ」
潤也と美幸は5組だそうだ。
「お、天斗と同じクラスや!」
3年6組
俺と雄一郎は6組か。
「最後から探したほうが早かったな」
「ああ、本当だな」
俺たちの学校は全部が普通科だからクラス替えも結構中学の時みたいに本格的だ。
30人6クラス。
その中で雄一郎と一緒になるのはやはりうれしかった。