翌朝
「おい天斗、お前今年はどうすんだ?」
雄一郎が席に来て話しかけてくる。
「何が?」
「バイトやんけ、海の家」
「ああ、夏期講習がな」
「そうか、大変やな」
「まあな」
「で、お前何処の大学行くん?」
「まだ決めてない」
「そらまた悠長な話で、俺と一緒にウチの大学の経済学部行かんか?」
「んー、そうだなー」
そうか、雄一郎は経済学部か。
俺も早く考えなきゃな。
そうこうしてる間に7月になり、期末試験も終わる。
テストもすべて返ってきて、明日からはテスト休みだ。
終業式まで何もない。
「終業式の後、部活全員集合やぞ!」
部活終了後、雄一郎が俺に話しかけてくる。
ヤツは補習だそうだ。
「今回は自信あるんじゃ!誰の手助けも要らんわ!!」
と大きい事を言いながら、数学2点と言う大記録を樹立したらしい。
一応有名私学だぞ、ココ。
経済学部大丈夫か?
おじさんとこにバイトに行くのも遅れるんだろうな。
俺はと言うと、いつものように海南に助けてもらった。
何か毎度毎度申し訳ないな。
何か返さなきゃいけないよな〜。
・・・
・・・・・・
何か俺、約束してた気がする。
何だっけ?
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