ネタ的には、潤也の初めてのおつかいが良いとので映画研究部に掛け合ってみるも、
映研に「お前らみたいなのとジョイントする気はない」とまで侮辱された。
「あんのボケども、サイコーにあったまに来るのー」
雄一郎が激怒している。
「確かにむかつくな、殺るか?」
篤も過激だ。
コイツは普段みんなの前では大人しめを装っているが、切れたら陰険で、何をしでかすかわからない。
「あいつらにギャフンと言わせるいい考えがある」
潤也が言う。
「ほう、どんなだ」
「簡単だ、あいつらと同じ土俵で圧勝してやればいい」
「??」
「わかんねえか? 映画取るんだよ、競馬の関係のさ」
「なるほど」
「でも映画は無理だろ」
「じゃあ、ビデオでドラマっぽいの作ればいい、何にせよ映像で映研より客が取れれば勝ちだろ」
「そうだな、ド素人が作る映像に負けたらカタなしだもんな」
「よっしゃ!やろうぜ!!」
「映研上等!!」
「くっくっく圧勝してやる・・・」
「で、どんなん撮る?」
「未成年者に贈る 初めてのおつかい 馬券買って来い、さっさとしろ、5分以内だ!! だろ」
「雄一郎先生の 競馬場にカップルで来るヤツはバカップルと言われたって俺は女と競馬場に行くのが夢だ!! は?」
「はじめの第一歩! 恋愛ゲーみたいな映画なら俺へ!はどーっすか?」
「俺の生き様見さらせ! 猛烈外し屋 篤の日曜、最後は消費者金融へ は?」
本当にろくなのがない。
雄一郎にいたっては、最初と言ってることが違う。
ハジメなんかタイトルからしてワケがわからない。
篤は篤でますます自虐的だ。
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