文化祭前日

今年のクラブ杯争奪戦の確定ルールが決まる。

一人生徒は3枚のチケットを持つ。
来賓、保護者、他校生徒は2枚。
教師は5枚。
良かったと思うところに投票する事。

同じところに二枚入れてはいけない。

イカサマ、強要発覚は即失格。

校長からの賞金は変わらず、1位3万、2位2万、3位1万。

クラブの順位で来年のクラブ発表会の部屋を決める順番が決まる。


「今年も視聴覚室が使えるからな」

去年二位の俺達はまずまずのところをキープ出来た。
雄一郎はご満悦だ。

プロジェクターも借りた。
競馬のポスターやタペストリも貼った。

潤也が今回の映画のポスターも作ってきたので、そこらウチ中に張りまくった。



「放送時間は4回。 全部映画研究会と同時刻にあわせてある」

「さすが篤、やることが陰険だ」

「潤也、褒めてねぇだろ、それ」

「映研の客、まとめてイワすんっすね」

「ああ、前評判は向こうのほうが高いけど、作品としてはこっちが上だろ」

「楽しみだね」

「今年の映画部のタイトルはなんなんすか?」

「プロレス甲子園 東京ドームへの道だそうだ」

「年々イカれて来るな、あそこは」

「何?映研今年は誰仕切り?」

「藤田」

「ああ、狂ってるのは仕方ないな」

「大町先輩ん時なら怖かったが」

「ま、楽勝だろ」

「全くやで、しかしホンマお疲れさんやったな、篤」

「ああ、でも充実してたよ。 あとは大将・・・任せたぜ、雄一郎」

「よっしゃ!明日から二日間気合入れて頑張るぞ!!」

「おー!」


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