「じゃあなー」

「おつかれさーん」

皆めいめいに帰っていく。


「楽しかったね」

「ああ、まったくだな」

俺と海南はいつものようにかえって行く。

「良い思い出が出来たよ」

「馬鹿か、これからだ」

「え?」

「これからがもっと楽しいんだよ、きっと」

「うん」

「大変なことも沢山あるけどな、きっとこれからも楽しいはずだ」

「うん」

「だから・・・頑張ろう」

「うん」


病院の前に到着。

「明日は振り替え休日だから・・・じゃあ、また火曜日だな」

「うん、またね」


そう言って別れた。

まさか『またね』がこんなに長くなるとは想像だにもしなかった。
そんな学園祭の終焉だった。


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