第13章

ひとりぼっちのクリスマスイブ



学園祭が終わって次の登校日。


下で海南を待っても全然出てこなかった。

時間も危なくなってきたので3階に上がろうとした時、一人の看護士さんが出てきた。

「夕菜ちゃん、しばらく学校行けなくなったんだ」

「そうですかわかりました」

一人で学校に行く。
そういえば久しぶりだな。
一人は気楽だ。

翌日もその次の日も・・・

その日々は一週間に及んだ。

一週間後

面会が許され、315号室に。

「ごめんね、星野君」

「馬鹿か、そんなのどうでもいいだろ、海南こそ大丈夫なのか」

「うん・・・」

どう考えても良くない返事だ。

「良くないのか」

「うん」

「どうなるんだ?」

「多分・・・」

海南はゆっくり話し始めた。

「今度発症したらダメなんじゃないかと思うんだ。先生もそう言ってるし」

「うん」

「臓器移植も待ってる状態だし、合うドナーがいればいけるのかもしれないけど、手術する体力がなければそれも・・・」

「何とかならないのか?」

「わからない」

「学園祭で無理させちまったか?」

「ううん、全然関係ないよ」

言葉が出ない。