翌日もその次の日も面会謝絶。


そんな日がずっと続いた。

そんな中で推薦でウチの大学入試試験。

優先で大学には行けなかったけど、自校特別推薦枠で多分受かるだろう。

良い大学に言って大病院に入るのが夢じゃない。

私大の医学部で医者になるだけで良い。

海南と俺の二人の夢を叶えるためのステップだ。

一応国立の医学部も受けるけど絶対無理だ。

俺以上にもっと勉強してる奴が落ちるんだから。

俺みたいな奴がオッズもとい倍率上げてんのかなー。


とりあえずウチの大学の医学部に合格。


気づけば街はクリスマス一色。

そうか、いつもはバイトでゲレンデ行ってたもんな。

気づけば俺の手には去年海南にクリスマスプレゼントで貰った手袋。

街中では俺達の学園祭で使った海南の歌を朝菜が歌って大人気に。
どこに行ってもかかっている。

海南・・・

少し街へ寄ってから病院へ。

すっかり暗くなっている。
粉雪も舞っている。
今年の冬は寒いな。

いつもの部屋に行くとなんだか様子が違う。

ドアが開いていて、中に何も物がない。

がらんとした空間。

病室の前の名札を見る。

名前が消えていた。


「なんなんだよ」

「星野君?」

看護士さんに声をかけられた。

「これ、夕菜ちゃんから」

一通の手紙を渡された。

お礼を言い、すぐ中を読む。