2年後



篤が総監督で一本の映画が完成。

俺と海南の高校生活を描いたものだった。

俺も何回か撮影に行かせてもらったりもした。

前評判ももの凄く良かったらしく、公開が待たれている一本だそうだ。




上映前の挨拶

その映画のタイトルが映画監督の篤から発表された。

2年前の篤が思い出される。

篤のあの目を忘れられない。

本当に録りたいという気持ちが伝わってきたあの飲み会の時の篤が。


「もうタイトルも決まってるんだ」

「へえ、何て言うんだ?」


「タイトルか? タイトルはな・・・」





『永遠の詩』







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