「潤也、おつかれ!」


「いい実況だったぞ!」


「結構以上に楽しかったわ、雄一郎、最後頼んだぜ」


「任せとけって!しかし天斗、実況無しで悪いな」


「いや、俺聞いてるほうが楽しいから」



メインレースは雄一郎実況の
競馬同好会記念(G-1)

皆まだ迷ってるらしく締め切り直前に駆け込んできた。


そしていよいよメインレースの発送時間。


「いよいよ最終のG-1競争同好会記念の発走時間となりました、各クラブの威信と名誉を掛け、精鋭たちが集まりました」


「師匠、うまいね〜」


「そりゃあな、俺たち競馬ファンってのは実況にあこがれて自分の頭で実況したりするからな」


「へ〜」


「でも競馬場でヘッドフォンつけて本当に録音してたやつもいたな、あれはドン引きだった」


ぱーん!


「スタートしました!各部の声援を受け、代表が駆け抜けております!先頭は野球松林!2番手はサッカー部畑中!3番手には陸上部女子2年のアイドルの美幸ちゃん!4番手はぴったりマークで女子テニス部の小山です」


「天斗の予想、いい感じじゃない?」


「ああ、ちょっと前の2人は飛ばしすぎだからな」


「ラスト100Mを切りました!ここでスパートを掛けた美幸ちゃん、2番手に松林!3番手に小山です!さああと50!先頭は美幸ちゃん、二番手は交わした交わした!小山が来た小山が来た!美幸ちゃんを捕らえに掛かるが逃げ切った!1着陸上女子!2着に女子テニス部―!1番人気の陸上男子は5着に沈んだー!」


「よっしゃー!」


「天斗すごーーーい!」


「星野さんすごいですー!」


同好会記念は俺の予想の的中により終了した。


俺が予想してたこともあり、的中者もまずまず多く、お客さんも満足しているようだ。


皆が帰るのでお見送りを観登たちとやることに。


「ありがとうございました〜」


「おう星野、また来年もやってくれよ!」


「楽しかったわ!」


大盛況のうちに今年の出し物は終了した。