るるるるる

るるるるる


・・・なんだ、もうこんな時間か?

気づけばもう10時近い。

なんかボーっとすると思ったら腹でも減ってるのかもな。



るるるるるる


おお、電話鳴ってるんだった。


とんとんとん


急いで一階へ



「もしもし」


「天斗!テレビ見たよ!」


「は?観登か?」


「そう!だからテレビ見たんだって!」


「何の?」


「ニュースだよ!!」


いきなり電話してきてテレビ見たとかアホじゃないだろうか?

もう意味解からん。


「天斗たちが出てたの!テレビに!!」


「は?文化祭の時のヤツか?再放送か?」


「違うよ!今日川で溺れてる子助けたんでしょ?」


「・・・ああ、助けたぞ」


「それでテレビに出てたの!」


「テレビ来てなかったぞ」


「誰かがビデオまわしてたのが出たみたいだよ、お手柄少年とか言って出てたの!今!」


「・・・へー、なるほどな、見てみたかったな」


「また出るんじゃない?びっくりしたよー」


「・・・そうか?」


「そうだよ、後でまたテレビ見たらいいよ」


「・・・・・・そうだな」


「どうしたの?なんか変な感じ?」


「・・・なにが?」


「返ってくる返事がずれてるって言うか・・・なんか」


「・・・そうか?普通だと思うんだけどな」


「まあいいか」


つつつつ


「あ、観登、キャッチが入ったみたいだ、また電話折り返す」


「いいよ、また明日電話するよ、テレビ見なきゃだしね」


「ははは、明日は朝から夜まで勉強してるから暇だしいつでもかけてきてくれ」


「ヒマじゃないじゃん!じゃまた明日ね」


そう言って電話を切り替えた。


電話の相手は雄一郎だった。


「見たか!俺らテレビに出てたぞ!!」


「らしいな、でも勉強してて見てなかったよ」


「俺、あれで熱出たみたいでな、寝ようとして自分の部屋に戻ろうとしたらお手柄少年とか言うから『アホ!俺らこそがお手柄やっちゅーねん!』と思ってみてたらその俺らの事やってん!びっくりしたわ!」


「潤也がビデオ撮ってた奴がいるって言ってたもんな、たぶんその人だろうな」


「たぶんそうやで、いや〜また学校でヒーロー扱い?みたいな?」


「その前にみんなテスト勉強でテレビとか見てないんじゃね?俺みたいに」


「違うねん!俺はホンマに熱出てて寝ようとしててん!実際8度3分あるしな」


「マジかよ、大丈夫か?」


「大丈夫じゃないからもう寝るねん、お前は大丈夫なんか?」


「・・・そう言えばボーっとしてるんだよな、そうか、ひょっとして熱あるのかもな」


「たぶんビンゴやで、お前も早く寝ろよ!じゃあおやすみ!」



・・・


あいつ熱あるって言ってる割にやたら元気じゃねーか。


体温計ぶっ壊れてんじゃねーのか?


俺も熱測っとくかな・・・



飯の準備をしてたらふらついてきた。


やば、確実に熱ありそう。


めしを少し食い、熱を測る。


ふらつくはずだ、8度5分


・・・今日はさっさと寝よう。



そう言ってすぐ布団に入った




うう、寒い


腰痛い



頭 われそう


駄目だ、死ぬかもしれん。



風邪とか久々すぎて・・・




死にそう






るるるるる


るるるるる



るる




ゆさゆさ


じゃあゆっくり!



てんとーー!