で、新大阪から新幹線に乗りましたが、久々に一人で新幹線に乗るもんで、少し寂しい気がしたようなしなかったような、そんな気持でした。
その証拠に僕は、朝っぱらのサラリーマンばかりののぞみで、ビールをかっくらい小宴会をし、挙げ句爆睡してやりました。
きっと僕は寂しかったんだなと思いました。
社内で一人プチ宴会をしていると、クライからメールがありました。
もうついたとのことです。
まだ新幹線にいる旨と、いま一人で飲んでいるとメールを打つと、さすがクズだと返信がありました。
クズにクズと言われたくないモンです。
やがて東京に着き、待ち合わせの秋葉原に着きましたが誰も居やがりません。
さっき着いたというホッホー、クライ組すらいません。
電話をしたら、すぐ現れました。
遅れた訳を聞くと、らんぷ亭で今は数少ない牛丼を食いに行っていたらしいです。
人を待たせて飯を食いさらす彼等を許しがたく、線路についうっかり突き落としてしまいたい衝動にかられましたが、僕が全力で突き押しても、ホッホーはともかく、クライは押そうが引こうがびくともしないボディをなさっているので無駄な努力はやめて上げました。
僕は何と自分の感情をコントロールできる素晴らしい完成された人間なんだろうと思いました。
で、あまりに暑くて仕方なかったので、駅構内の喫茶店で僕のオゴリで喫茶店にはいって流れ行く愚民たちを眺めながらコーヒーを飲んでいると、見たくない絵面が眼前に映りました
やくざです。
目の前に年を食ったやくざが居ます。
目をそらそうとしましたが、クライが
「あ、さんたさんだ」
と、小さい声で呟きました。
悲しいけど、知り合いのようです。
で、喫茶店を出、さんたと合流しました。
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