昼飯を食いに新宿へ行きました。

しかし問題点がひとつあります。

と言うか有り得ないことですが、さんたが言うには、金がないとのことです

まあ皆有りませんが、彼の場合は群を抜いています。

彼は大人です。




頭の中はさて置き、大人のはずです。







もう三十を遥かに越えた大人です。


それなのに彼は財布に




五十円

だけ入れて祭りに参加しやがりました。

全くありえないことです。


新宿に着いた僕たちは、さくらを待っていましたが、金無しのさんたが

『喉乾いた、百円貸して』

と、いきなり言いました。

言った相手は、最年少(には絶対見えない)クライでした。

彼にはプライドが欠如しているようです。


で、昼飯を皆で食いました。

僕たちは、おとくなランチをいただいたのですが、金なしは、金もないくせに一番高いランチにビール、さらに食後にコーヒーまで頼んでいやがりました。

ちっともおとくでないランチになっていました。

なんだ、やっぱり金持ってきてんじゃんと、東京風に考えていたら、レジ前で、今度は妻子持ちの僕に


『ごめん、金貸してくんない?』

とほざきました。

僕は哀れに感じ、一万円を貸してやりました。

彼はSuicaも持っているし、交通費はいらんから、まあ一万もあれば二日三日は遊べるでしょう。

嫁さんにバレたらうるさいかもしれませんが、貸してしまったものはしょうがありません。

まあどうせ僕の小遣いです。

きっと今日、明日には返してくれるでしょう。