感傷に浸ってる場合じゃない、がんばって見つけなきゃ報酬が出ない。

畜生、無いなあ。
「らしい」なんていう物は大概無いんだよ。

くそう、そこら辺の石に「魔石」って書いて出そうかなあ。
あいつ馬鹿だから騙されそうよなあ。
・・・でも金目の物に関しては騙されないんだよなあ。

書籍とかなら簡単なのに、馬鹿だから。
あ〜あ、この石が魔石だったら・・・
ん?
なにこれ
光ってるよ、青く。
・・・・・・・・・・・
魔石や〜〜〜〜〜ん!!!!
をを、なかなかついてるじゃん、ヲレ。
さらにでかい・・・。
奴に渡すのはもったいないなあ。
割って少し頂くとしよう。

ぱきいいいいいいいいん
魔石独特の音がする。
あら、大きさがまちまちになっちゃった。
4分の3の大きい石と、4分の1の小さい石。
・・・
大きいほうをありがたく頂戴しよう。
大きい魔石探せって言われてないもん。
探索費安いんだし。

さあ、帰るか!
・・・1週間かけて。

1週間と3日かかったが、やっと帰還する。
その足で王に報告する。
「お〜、ませき〜〜!やりい〜〜」
王座で踊るしもる。
馬鹿が喜んでやがる。
小さいほうなのに、くっくっく。

しかし しもるはこう言った。
「この魔石小さいから報酬減らすで。」

なんやてええええええええ!!

や、やられた
まあいいか、魔石売った金のほうが多いに決まってるし。
次の旅までのんびりしますか。

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