「ちい、時間がかかりそうだな」
「シンゴさんここは俺達に任せて、上に行ってください!」
「ここは我らで、早く恨みを!」
「今度、4℃の指輪買ってよね」

みんな・・・
「すまない、また後で会うぞ!」
といって階段をかけあがる。
何か後ろに人の気配を感じながら・・・。

下から魔法がぶつかり合う音がする。
かなりの激戦のようだ。
階段を登り切ったところで上を見る。
ばあさあかあが高架水槽の上に座っていた。
「よーきたな、シンゴ、何の用や」
「お前、ブッ殺しに来たんじゃ!!」
「ほう、国に飼われたか、堕ちたな、十六夜!!」
「うるさい、そんなもん どーでもえーんじゃ!」
「ほう」
「俺のマドレーヌ返せ!この肉塊!!」
「なにが肉塊じゃ!ワレ、マジで殺す!」
「死んでまえ、この肉団子!!」
「かかってこい、虚弱児!!」
二人ともキレている。
武器は二人とも切る剣とかじゃなく、殴るための鈍器。
シンゴは鉄製のメイス。
ばあさあかあは樹齢千年を超える大木を切り倒して作った棍棒。
かなりでかい。
「おんどらあああああ!」
「どらあああああ!!!」
ごきい。
どごっ。
鈍い音がする。

下では激しい魔法合戦だ。
ブリザードやバルキリージャベリン、スリープクラウドやエネルギーボルト、挙げ句には死霊召喚まで使われている。
「ろし君、アンデット達を頼む!琴乃さん、ろし君にプロテクション(防御魔法)を!!」
「くたばれっすうううう!!」
「万能なるマナよ、見えない盾となれ」
相手も負けてはいない。
「我、旅人の名において命じる、来たれ、地獄よりの使者よ!」
「万能なるマナよ、彼等に混乱を!!」
「万能なるマナよ、彼等に業火を!!」
どちらかの精神力が切れた時点で負けが決まりそうである。

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