えらく向こうの方で照明段が炸裂する。

避けられたか!

目を閉じているため状況がよく分からない。

「ケンタ、行くぞ!」

「おう」


勢いよく飛び出す俺とケンタ。





しかし響夜はいない。

かわりに居るのは呆然と立っているクライとシュロだった。

「クライ、響夜は!」




「・・・ここ」

指差す方向には確かに人が倒れている。

「・・・なんで?」

「いやね、俺さっき夜食食ってたっしょ、その時使ってた爪楊枝、突撃の時コイツに向かって吹いたら・・・」

クライが言う。

「うまい具合にコイツの広いデコに突き刺さったんだわ、どうやら急所にクリーンヒットだったらしくその時点で絶命したらしいわ」

こなも言いにくそうに言う。








あっけない。


かくして俺たちの任務の一つの響夜討伐は意外な結末を迎えた。


・・・って、こんなんで良いのか?



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