「駄目だ、この魔法の効果では俺たち二人では・・・」>シ
「足りひん〜〜」>う
「仕方無い、誰かカイザー呼んでくれ」>シ
「は、はい!」
クライが門に向かってダッシュした時。
「回復ーぃ回復っと」
「ふん、嗅ぎ付けて来やがったか」>シ
いつもより小さい声でカイザーがドアのところで立っていた。
「・・・高いで〜俺んとこ」>カイ
「そんなモンお前とパーティー組んでるときから知ってるわい」>シ
「そーやったな」>カイ
「成功報酬支払しもるで」>シ
「あいよ、しかしワシ、ホンマもんの神さんに祈るの久々やな〜」
今まで誰に祈って回復させてたんだ、カイザー。
「商売の神 チャ・ザよ!この者に幸運を、再びなる回復を!」
珍しく真剣のカイザー。
「君らのどちらかはセイダンに虫殺しの薬草を採りに行ってくれ」
「あ、じゃあ俺が」
早足の特技を持つクライが早速出発する。
「お、俺は」
「琴乃に伝達魔法やってくれ、ただ向こうが受信出来んかもしれんがな」
「や、やってみます」
「駄目なら君の使い魔でも飛ばしてくれ」
「駄目なんす」
「何でだ?」
「カメなモンで」
「・・・めでたいな」
俺は半ば呆れられた格好で伝達魔法を使う。
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