その後いろいろ話を聞いた。

聖なる血の持ち主は今のところ確認が取れているのがケンタのみだということ。

それでろし王やシンゴさんや松本さんはケンタを隠して守ることより自分で守ること、すなわち攻めを選んだ。

ケンタを徹底的に鍛え上げ、自らで強力な力に屈しないようにすることだった。


まずは聖なる者としての修行、神官として鍛える。

その上で魔法の使えるようにと精霊使いとして。

最終的にはろし王の配下として聖騎士となる予定だったそうだ。

ただ時間が足りなかったらしい。


そこで俺たちとパーティーを組んで鍛え上げようと言うことになったようだ。

まさか敵も望んでいる聖なる血の持ち主がのこのこと目の前に来るなんて思ってなかっただろうしな。

作戦としては最良だっただろう。


「さて、相手にもばれてるとなれば策を弄さねばいかんな」>シ

「ここはケンタが捕えられたときのこと考えなあかんわな」>カイ

「俺、捕まるの前提っすか」>ケ

「ああ捕まるな」>ホ

「たぶん中途半端に捕まるな」>ク

「捕まっても良い様に、と言うかこちらにオーブとかを再び奪取してしまえば捕まる確立も若干低くなるだろ」>シ

「若干と言うところに中途半端さ加減が感じられるな」>こな

「しかしブレイクメイスだけでも残っていて本当によかった」>シ

「あと、ケンタもあの時点で拉致られんでよかった」>カイ

「そこでだ、しもる王には言っておくから大至急君らのパーティーで奪われた品物を取り返してもらいたいわけだ」>シ

「なるほど、では行ってきます」>ホ

「まあ待て、そうは言ってもケンタが捕らえられることが前提だ、プリースト無しではきついだろ」>シ

「なるほど、じゃあうきょーと」>こな