「おい、そこの鶴瓶」

クライを呼んでいるようだ。

「なんっすか」 ク

「この鎧持って行け」

そう行って魔法の掛かった鎧をくれた。

「その鎧はチンギス・ハーンの鎧や。 モンゴルの魂がふんだんに含まれてるからな、かなりの魔法防御力があるぞ」

いつも通り胡散臭い説明だが、これもなかなかの魔法力が感じられる。

鶴瓶・・・もといクライはその鎧をチョイスし、装備した。

シュロには防御力の上がる髪飾りを、俺には魔法力を上げる首かざりを手渡してきた

「あの、俺には」

ケンタがそう言うと

「おお、ちょうどええのがあるぞ」

と言って、ヘリでごそごそ探し出し、

「モビルスーツやる」

「段ボール箱にしか見えないんですけど・・・」

渡してきた物は段ボール箱に穴が開いてるものを手渡してきた。

「ドアホ、ガンダムじゃ!これはガンダムなんじゃ! とにかく着ろ!!」

ガンダムと言うよりロボコンみたいだ。


しぶしぶ着るケンタ

「後ろのつのみたいなの二本あるのはなんですか?」

ビームサーベルや」

「・・・ガードマンの持ってる誘導棒じゃないですか」

「暗いところでは目くらましになるわい!」

その程度しか使えんのか。

「段ボールを覆ってるこの銀紙何っすか?」

確かに銀紙の上に白やら青やらを塗り倒している。

「お前ら冒険者のくせにわからんのか!ミスリル銀じゃ、叩いて叩いて伸ばしまくったんや。 そうしたら原価安くなるからな。一応ミスリルやから普通の魔法から異世界の魔法でもダメージを軽減しよるわ」

・・・ほんとだ、ミスリル銀だ。

まあ、もらえる物だし、とりあえずもらっておく。

しかしこのミスリル銀、金箔並みの薄さだな。

相当な技術力だ。