「じゃあ、ワシはそのボケ探してくる」

そう言ってカイザーはそのままヘリに乗って飛んでいった。

ナラ王国に留まっても仕方ないので、ガッセ王国に戻ろうという事になった。

一応ドラゴンオーブもゲットできたしな。

しかし俺の体力も完全に回復していないし、武器の手入れも最近サボっていたのもあるので、今日はここで休養をとり、明日朝早く歩き出す事にした。

テントは王城のあったと思われるところに張った。

「メシ探して来るわ」

そう言ってケンタとクライが出かけていった。

シュロは銃の手入れをしている。

「なあ」

こなみるが語りかけてきた。

「なんだ?」

「この間のすごい魔法、いつの間に習得してたんだ?」

「あれか、イチかバチかだった」

「完成してなかったのかよ!」

「ははは、まあな」

「全く、それよりあの響夜とか言うの次いつ来ると思う?」

「多分、今日だな」

「やっぱりか」

「ああ、向こうからしたら殺すにしても何にしても戦術的には今日が一番いいんじゃないか」

「そうだろうな、見張りだけは強化しておかなきゃな」

「今日は寝ずの番か」

「そうなりそうだな」

「って言ってもお前動けないけどな」