第一章

祭器のゆくえ



「しかし最近のゾンビはいいもん持ってんな〜」

こなが言う。


人間に復活したこなは鎧も何もかもワイバーン騎士団のゾンビから良いのを見繕って持ってきた。

「多少におうよ」 ケ

「ま、慣れるだろ」 こ
 
「3M以内に近寄らないでね」 に

「あ、俺も」 ホ

「え、そんなに臭う?」 こ

「くさい」 に


いまだに気の抜けた会話は続いている。

「ところでどこに行ったら良いんだろう?」 ホ

「とりあえずくろねこを殺りに行くんだろ?」 こ

「どこにいるんだろ?」 ホ

「じゃあとりあえずこの焼け野原の始点のオオサカに行けばいいんじゃない?」 に

「ただ」 ケ

「ただ、どうした?」 こ 

「ブレイクメイス取りに、アワジに奴らが向かうことも考えられる」 ケ

「確かに」 に

「じゃあどうしよう」 ホ

「どうしようって、パーティーリーダーなんだからお前が決めろよ」 こ

「・・・アワジには向かうだろうけど、クライもシンゴ卿もいるし大丈夫な気がする」 ホ

「じゃあオオサカか」 ケ

「オオサカには行っても居ない気がする」 ホ

「じゃあどーすんだよ!!」 こ

「俺だったら・・・ケンタを奪うなり殺すなりする」 ホ

「なるほど」 ケ

「ただ、すぐには本人は来ない気がする」 ホ

「なるほどね」 に