「ホッホー、何だこの大きい竜牙兵は」 に
普通はこんなに大きくない。
だいたい人より少し小さいくらいだ。
しかしこいつのでかさは…
古代竜だ
「あいつら、古代竜倒したのか!」 ホ
「古代竜だぁ?」 ク
普通の竜はしもる王が乗る、人の三倍ほどの竜だ。
しかし古代から生きる竜は体も大きくなり、体は一つの城くらいの大きさになると言う。
元々が竜の牙に魔法を掛けて命を吹き込むのだから、牙が大きければ出てくる竜牙兵も大きくなる。
「あんなデカいモンが殺せんのか!」 ク
「休養期であれば何とかなるかならんか」 ホ
竜牙兵が五体出てくる。
普通の竜牙兵一体でも、一流の戦士並の強さなのに、こんなバケモンどうしようもない。
考える間も与えず奴らは攻撃をしてくる。
こな以外は逃げるのが精一杯だ。
「ホッホー、なんとかしろ!」 こ
「仕方ない、魔法壁を壊す、しばらく魔法は使えんから怪我すんなよ」
俺もゴーレムを出そうかと思ったが、時間の無駄は目に見えている。
「万能なるマナよ、魔法を解除せよ」
付近一帯を魔法が使えなくしてやる。
問題は向こうの魔法力だ。
レジストされる事だってある上に、俺は奴にだけではなく、付近一帯にかけるから、やはり確率は低くなる。
だからと言って負けるとは思わない。
俺とてガッセの宮廷魔術師だ。
ただの魔法使いに負ける訳がない。
「万能なるマナよ、暗闇を呼び死を呼び起こせ」
奴は死の雲の魔法を唱え、俺のディスペルマジックに対抗してきた。