「効いた?」 にゃ
サイクロプスの動きが止まる。
「ぐるるるる」
「感謝する、だそうだ」 ケ
「何でわかるの?」 にゃ
「大学でサイクロプス語も専攻した」 ケ
「マジかよ、嘘くせぇ」 こな
「サイクロプスは天地創造の頃からの生物って言われてるからな、学者は興味あるよ」 ケ
「ぐ、ぐるるるるぐわぁ」
「彼は巨人族の王だそうだ」 ケ
「まだ倒していないのか、まったく愚図な連中だ」
さんたが戻ってきた。
「ぐるる、るるる」
「私がほかの二人を止めるから私ごと撃ってくれ・・・だそうだ」 ケ
「何でだよ、もう正常に戻ったんだったら倒さなくていいじゃないか! ほかの二人もホッホーが元に戻せばいいじゃないか!!」 にゃ
「そうだ、今解除魔法を掛ける!」
俺はそういって杖を構える。
サイクロプスの王は後ろを向き、残りの二体を止める。
「何をしている! ええい、その愚図ごと倒してしまえ!」
さんたは残りの二体に命令をする。
「ぐるるるる」
「ほかの2体は洗脳されきっているらしい、王だけが魔法洗脳できなかったから魔法のみで操られていたそうだ、弱くなったから解除できたんだろう」 ケ
「じゃあ他の2人だけでいいじゃん! 王まで殺すことないじゃん!!」 にゃ
王は他の2体の攻撃を受け止めている。
2対1ではそんなに持ちそうに無い。
「ぐるる」
「我とて王として生き恥をさらす気はない、民ごと撃ってくれ・・・と」 ケ
通訳するケンタは涙目だ。