「判った」
そう呟いたのはこなだった。
「貴公の誇りあい判った、俺も武人として手助けしよう」 こ
「こな・・・」 ク
「民を思う気持ちしかと受け止めた、最後はガッセ王国傭兵隊隊長こなみるくが・・・」
剣を上段に構えたこなみるく。
その目は鋭く、怒りに燃えていた。
こんなこなの目を俺は初めて見た。
「御身の最期を・・・我が介錯致す」
「こな!」 にゃ
「久々に本気になったぞ、後ろの腐れ外道を一瞬に葬って愚行を永遠に後悔させてやる・・・」 こ
「援護する!」 ホ
「いらん! 黙って巨人族の王の最期を見届けてやれ」 こ
「・・・わかった」 ク
「巨人族の王よ!覚悟!!」
一言だけ残し、こなは俺の横から消えた。
王の首を切り、右に、左に飛んで
さんたの元に一瞬で駆け抜けた。
剣に掛かっている魔法の効果か、こなの本気が凄かったのか。
盗賊以上に早く駆け抜けて剣を振るった。
崩れ落ちる巨人族。
首から滝のように血が流れ出る。
こなは確実に3体の動脈を切ったようだ。
「こんなことが・・・」
その後にさんたも崩れ落ちる。
さんたは腹を一突きされていた。