「ぐるるるる、るる」
「戦士よ、感謝する・・・だそうだ」 ケ
崩れ落ちた王。
「先にあの世で待っていてくれ、王よ。 俺がそちらへ行ったら共に酒を酌み交わそう」 こな
王の近くに歩み寄るこなみるく。
にゃんこは泣きながら王の下で泣き崩れている。
「ぐるる」
「人間の少女よ、泣いてはいけない、笑って見送ってくれ だってさ」 ケ
王はひとつしかない目をウインクさせ、にゃんこに笑いかけた。
「ぐるるるる、ぐるる。るる」
「君たちの国を我等が蹂躙しないことを誓おう、魂となり我等の一族に伝えよう」 ケ
そう言って息を引き取った。
「せめて丁重に弔ってやる」
そう言ってこなは3体のつのを切り落とし、腰に結わえた。
「これで何としても帰らなければならなくなった、くろねこも殺って帰るとするぞ」こ
「そうだな、行こう」 ク
前を見るとさんたがいない。
血の後が奥に向かって延びている。
「野郎、死んでなかったか」 こ
「急ごう!」 にゃ
走って奥の間に向かう。