目の前にまがまがしい祭壇がそびえ立ち、脇には数十名の黒い服を着た神官が祈りをささげていた。
「そこまでだ! おとなしく祭器を返しやがれ!」
数10Mほど先にいるくろねこに向かってこなが叫ぶ。
その元にさんたが向かっていた。
「果たしてそうかな?」
「当たり前だろうが! ケンタがここにいるんだ、復活させようが無いだろうが」 ク
「聖なる者を欲したのは何も復活に絶対必要だったからではない」 くろ
「何だと!」 ケ
「我らより先に聖なる神を復活させられたら困るからだ」 くろ
「じゃあ何故誘拐しようとした」 ホ
「まあ、我等も痛手が無いゆえなぁ」 くろ
「痛手?」 にゃ
「我らもその血の持ち主なのだよ、ただ暗黒の血だがな」 くろ
「我ら?」 にゃ
「弟よ、我に回復魔法を」
やっとくろねこの元にたどりついたさんたはくろねこにそう言っている。
「兄よ、その血を我等一族のために頂くとする」
言うが早いか、くろねこはさんたの首を刎ねた。
さんたの首が飛び、血が祭壇の上に流れ落ちる。
「我ら一族の黒き血をここに捧げる、皆の者暗黒神ファラリスへの祈りを捧げよ!」
「野郎、ためらいも無く自分の兄貴殺しやがった」 ク
周りにいる神官が暗黒神への祈りを捧げ始めた。
「そこで暗黒神の復活を指をくわえて眺めているがいい」 くろ
くろねこはさんたの血のある所にドラゴンオーブとフェニックスアイを置く。