「野郎・・・」
クライが回復する。
「ほう、しぶといな」
「この程度でくたばるか! マーファよ、彼の者に鉄槌を! 戒めの嵐を!」
手のひらから気弾が炸裂するフォース・イクスプロージョンだ。
確実に当たっているものの完全にレジストされている。
「そんなものが効くはずが無いであろうが」
今度はケンタとクライにクライに掌を向ける。
「滅せよ! 聖なる血よ!」
「させるかぁ!」
俺は持てる力の全てを振り絞り、魔法壁を強力にする。
びきびきっ!
駄目だ、力の差が激しすぎる。
「負けるかぁ、神でもなんでも良い、手を貸せ!」
俺は目をつむり、集中する。
はいはい
そんな声が聞こえた。
目を開けた。
ケンタもクライも無事だ。
魔法壁が透明ではあるが目に見えるほどの壁になっている。