「えーDNA操作されてそうなんだもん〜」
おばあさんは答えました。

「いや、なんもされてないです、無農薬畑で採れたって農協が認めてくれてますから!」

「えー、農協の子会社がチキンでウソぶっこいたじゃん」

「・・・そうですけど、信じて持って帰ってくださいよ〜」


桃の説得で、いやいや持って帰ることになったので、川に入ったにゃんこばあさんでしたが、

「あ!!」と叫びました。

「ど、どうされましたか?」

「これだけ大きい桃なんだからかついで持って帰る訳だよねー」

「はあ、そうしていただくことになると思われます」

「ダメじゃん、モモ担いだらほっぺにくっつくでしょ」

「はあ、大きいですから」

「ちくちくするじゃん、桃って」

「はあ、まあ桃ですから」

「や〜めた」

「やめないで やめないで!!」

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桃の必死の説得により、持って帰ってもらえることにはなりましたが、
にゃんこおばあさんは縄にくくって引きずって持って帰る事にしました。

で、おばあさんが家に帰ってきましたが、二人の家は小さかったので
桃を家の裏において家に入りました。

すると先に帰って来ていたおじいさんが春画を見ている真っ最中でした。

「こらクソジジィ!!ワレにゃんこ様との夜の夫婦生活だけじゃ満足いかんのかーー!」

と激怒し、土下座して謝るシンゴおじいさんを殴打に殴打を重ね、失神したところで夜はふけ、ご飯も食べずに寝ることになりました。

で、次の日もその次の日もおじいさんとおばあさんは昨日と同じ行動を繰り返し、いつもと変わらぬ日常を過ごしていきました。

おしまい