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ちゃうがなちゃうがな。

で、数日が過ぎたとき、おじいさんは家の裏から腐乱臭がしてくるのを感じました。

「おばあさんや、家の裏から何やら嫌なニオイがするんじゃが」

「・・・・・・あーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

おばあさんはすっかり桃の事を忘れていました。
二人で家の裏に行くと桃は腐っていました。

「何じゃ?これ」  シ

「川で拾ってきた桃です」  にゃ

「どうする気じゃ?」  シ

「何でも食べ物は腐りかけがうまいといいますよ」  にゃ

「・・・腐りきってると思うんじゃが」  シ

「男が細かいこと気にしない、さっさと切りましょう」  にゃ

「この全農のマークあやしいのう」  シ

と言いながらおじいさんは斧を持ってきました。

「じゃあ切るぞ」  シ

「真っ二つにお願いします」  にゃ

「どらああああああああ!!!」

おじいさんは気合を入れると、体が若返り、さらに筋肉ムキムキになりました。

「成敗!!!」

おじいさんは若かりし頃、剣の道を究めんと武者修行で日本各地を道場破りを重ね、
噂によると柳生にも勝ったと言われるほどの腕前でした。

おじいさんは飛び上がり、斧を上から下に振り下ろしきりました。

ざっくしゅうううう!!

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

断末魔の叫び声が聞こえ、切った桃の中からは血がとめどなく流れ出し、

ただの肉塊がごろりとこぼれ落ちましたとさ。

おしまい